オリジナル曲を作るのがつまらない

音楽ばなし

こんにちは。Jirnoです。
オリジナル楽曲の制作をしています。ポップなキャラクターソングが得意で、以前は同人CDへ楽曲提供したり、UTAUの春歌ナナちゃんにオリジナル曲を制作したりしていました。

2010年からオリジナル曲の投稿を始め、今年で10年目となりました。
全盛期では1年に20曲ほど楽曲を制作していた時期もありましたが、今では1年に1〜2曲上がれば良い方で、ほぼ活動していないクリエイターです。

昔みたいにまたオリジナル曲を作りたいという気持ちはありますが、最近は作る過程を楽しめなくなっています。つまらなくなった理由を探るために、当時と今のモチベーションについて整理してみようと思います。

1.創作のきっかけとモチベーション

当時、春歌ナナのオリジナル曲は投稿数自体が少なく、投稿されている曲は電子音で構成された曲が中心でした。私の好きな生音系のアニメソングのような曲はあまり投稿されていませんでした。

そこで、創作のきっかけとしてはありがちですが、今供給されていない「春歌ナナのアニソンのような曲」を自分で作ることにしました。完成品を自分で楽しむ時間が創作のモチベーションとなっていました。

また、ありがたいことに私が作った曲が一定の評価を受け、コンピレーション・アルバムへのお誘いを頂いたり、同人CDへ楽曲提供のご依頼を頂いたりしました。
自分の曲へ反応をもらうことや、自分の楽曲を必要としてくれてる方に喜んで頂くこともモチベーションの1つでした。

2.今の状況

これまで春歌ナナのオリジナル曲を合計で20曲程制作しました。当時自分が聴きたかった「春歌ナナのアニソンのような曲」はほぼ作り終え、今ではモチベーションとならなくなりました。
(春歌ナナちゃんは今でも大好きですが、自分が作りたいものは今はないです)

しかしながら厄介なことに、周りの反応をもらいたい、人に喜んでもらいたいという欲求は残っています。作りたいものは無いにも関わらず反応はもらいたいというチグハグな状態です。

3.それでも音楽を続けたい

作りたいものなんてなく、曲を作るモチベーションが承認を得たいだけって、それではやってもつまらないのは当たり前な感じがしますが、それでも音楽を続けたいと思っています。

よっぽど承認が欲しいのか、約10年やってきたことを捨てることに気が引けるのか、それとも何か自分の気づいてない動機があるのかもしれません。

続けるにしろやめるにしろ、このあたりをハッキリさせないことには前に進めない気がしています。

4.そしてこの歌ができました。

聴いてください。

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